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すべり軸受の基礎知識

軸受の歴史は古く,それは長い年月にわたり人類が摩擦と戦ってきた記録でもあります。 今日では軸受を使用しない機械はないと言ってよいほど,重要な機械要素となっています。

摩擦低減の歴史的技法

転がり軸受の歴史

転がり軸受の起源は、古代メソポタミアのアッシリア時代(B.C.700年頃)のレリーフですでに見ることができます。

図:ころを使って重量物を運搬/現代の転がり軸受の構成→摩擦抵抗の低減

すべり軸受の歴史

多数量の荷物・人間を運ぶために荷車が利用されてきましたが、当初の車軸受は荷車本体であったと言われています。そのため、荷車の寿命は車軸受の寿命そのものであり、非常に短いサイクルで荷車を作り変えていたのです。そこで考案されたのがスリーブタイプの軸受で、これがすべり軸受の起源とされています。

図:荷車を使った多数量の運搬/すべり軸受の構成→イージーメンテナンス(ランニングコストの低減)

軸受の種類

軸受は稼動する部品を受けるものの総称なので、その形式も種類も非常に多いのです。ジェットエンジンの回転軸を受けるのも軸受ならば、橋ゲタを支えているのも軸受です。
これらの軸受を大きく分けると、「転がり軸受」「すべり軸受」「弾性支持軸受」の3種となります。これらの軸受は使用される環境や設計思想に応じて使い分けががなされています。

  転がり軸受 オイルレスベアリング
構造 複雑 簡単
摩擦 小(特に起動時) 起動時は大
寿命 転動体によって繰り返し圧縮が行われ、
疲労破壊が起こる(ヘルツ接触)
摩耗すれば寿命がくるが、 一般的に長寿命
温度特性 高温、低温で厳しい 潤滑剤の選択によって使用可
高荷重特性 不利 有利
潤滑・保守 定期的な潤滑、メンテナンスが必要 メンテナンスが少ない

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